meta description タグの使い方

meta description

前回のエントリでは、meta keywordsの使い方…というか、使わなくてもいいよっていうところを解説しました。

今回のエントリでは同じmetaタグのdescriptionの使い方をご説明いたします。

meta description タグは、meta keywords タグとは異なり、現在でも重要度の高いタグとなります。

目次

meta description タグ

そのWebページの内容をあわらす概要文を記述します。

110文字程度記述することを推奨します。

記述例

<meta name=”description” content=”黒光りする大きな、強くてかっこいいカブトムシを販売しています。100%天然採取のワイルド個体です。兵庫県養父市産の厳選された個体をお届けします。今だけ!+1匹 メスのカブトムシをサービス中です。Paypay払いも対応しています”>

上記は弊社のWebサイトの記述になります。(クリックで拡大)

meta descriptionの内容はSERPsに採用されることがある

meta descriptionに記述された内容は、SERPsに採用されることがあります。

「ことがある」と書いたのは、必ず採用されるとは限らないからです。

以前は殆どの場合で、meta descriptionの内容が採用されていたのですが、最近の検索エンジンは進化して、サイトの内容は検索者の検索意図までしてSERPsの内容を吐き出しますので、検索エンジンに書き換えられた概要文になることもあります。

採用された場合は、クリック率(CTR)に深く関わりますので、そのページの内容を表す内容でかつ、興味を引くような内容の文章を記述するようにしましょう。

meta descriptionの文字数はいくつがベストか

検索するタイミングや、検索キーワード、検索意図、検索エンジンのその時の仕様等、様々な要因で表示される文字数が変化します。
ちなみに、2024年9月27日に「株式会社ピーナッツ」と検索した際には、PCで80文字、Androidで62文字表示されていました。

今後SERPsに表示される文字数が長くなる可能性もあります。その際には枠いっぱい使いたいと思いますのでmeta descriptionの文字数は110文字程度設定しておくのが良いかと思います。

長くなりすぎたものは省略されますし、別の要因で検索エンジンが別の概要文を採用することもありますので、長さはあまり気にする必要はありません。多少長くても問題なしです。

逆に文字数が30文字程度だったりすると、他の検索結果に比べて目立たなくなりますので、デメリットが多くなります。

ですのでやはり、100文字程度は記述しておきたいところです。

meta descriptionを書かない場合

SERPsでの概要文として採用された場合、クリック率に関連してきます。
クリック率の高まりそうな魅力的な概要文を用意しておけば検索経由のアクセスの増加が期待できます。

しかし、meta descriptionの内容が空っぽでも、大きな問題にはなりません。

その場合には検索エンジンが本文から拾ってきた概要分を表示してくれますので、書かなくても大きなデメリットがあるわけではありません。

もちろん、全ページに魅力的なdescriptionが設定できれば、クリック率が高まり、検索経由のアクセスも増加しますから、本格的に最適化を行う際には、meta descriptionの内容の最適化も行いましょう。

meta descriptionの重複はNG

結構、やらかしてしまっているサイトを見かける事が多いのですが、meta descriptionの内容は、全ページ内容の違うものを用意してください。

そもそもページが分かれている以上、本来、同じ内容のページは存在しないことが大前提となっています。
同じ内容のページが存在するはずがないのに、そのページの内容を表すmeta descriptionの内容が重複することはおかしなこととなります。

各ページでmeta descriptionの内容を使い回すくらいなら、最初から空白にしておいて、SERPsに表示される概要文は検索エンジンに任せるというやり方も一つの方法です。

関係ない内容や、大げさな内容を記述してはいけません

クリック率を高めたいがために、関係のない内容、大げさな内容、嘘の内容な等を含めてはいけません。

一時的にクリック率は高まるでしょうが、ユーザー体験を損なうことになってしまい、結果的に、ページの内容をちらっと見ただけで検索結果に戻られてしまいます。

クリックされてもすぐに検索結果に戻って来られるページというのは、検索ユーザー体験が劣っているページとみなされ、検索順位が下がってしまいます。

ちょっとした助平心で自分の首を締めることになりかねません。

画面の向こうには、ユーザー(一人の人間)がいることをしっかりと肝に銘じ、SEOを施していきましょう。

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この記事を書いた人

兵庫県養父市の株式会社ピーナッツ所属のSEOコンサルタントです。SEOの情報が無料で学べる、SEOのホワイトハットジャパンというSEO情報サイト(現在更新停止中)も主催していますので、そちらのサイトをご覧になられたことがある方もいらっしゃるかもしれません。スパム的な手法は一切使わない、健全なSEOを一貫して推奨してきました。私の記事が皆様の最適化のお役に立てたらとても嬉しく思います。質問やお仕事のお問い合わせはメールフォームよりお送りください。

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